埼玉県吉見町
自慢のキッチン&ダイニングです。暖炉(灯油式)もあってリゾート気分満載でしょ! こげ茶色の木のブラインドも緑の鉢と相まっていい感じ。 正面右手のハイサイド窓から、一日中、気持ちのよい光を享受できます。 |
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キッチン奥に続く洗面室・浴室。 洗面室に面して、ユーティリティーがあり、脱衣のものは洗濯機へ直行。 キッチンからも近いので、雑多な物の収納に抜群の力を発揮します! |
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玄関ホールに続く和のスペース、茶室。左手奥には、1帖分ながら本格水屋があります。 |
ソーラーシステム「そよ風」を採用してみて 平成7年に、自宅の「ギャラリーのある家」で 初めてOMソーラーシステムを設計に取り入れて以来、 10軒ほど、OMで設計をしてきました。 設計者としてだけでなく、住み手としてその良さをたくさんの人に伝えたい。 太陽熱で家中まるごと床暖房できるソーラーの最大の魅力は、 部屋ごとに細かく間仕切らずに大空間が取れること。 私自身、取り立ててエコロジストというわけではありません。 ですが、お天気の良い日は「暖かいね、気持ちいいね」、一方で お天気の悪い日は「ちょっと寒いね、寂しいね」と言いながらひざ掛けをかける。 (天気の悪い日のために補助暖房は入っていますが、それでも小寒い感じがします) そんな素朴な暮らし方はとても好きです。 OMソーラーでは、加盟工務店しか施工ができなかったので、 予算や、地域性などで設計に制限がありました。 そんな中、誰でもが使える「そよ風」が出たことは、設計の自由度があがり、大歓迎です。 当初「ソーラーのソの字も知らない」工務店さんに施工をしてもらうことに、 正直、一抹の不安もありました。 「どんな人が施工しても間違いようの無いつくりだから大丈夫。簡単だからね。」 との滑ツ境総機の友社長の言葉に、続けて3軒、別々の工務店に施工を依頼。 ハンドリングボックスの取り付け方や配線についてはマニュアルがありますが、 空気を屋根先で取り入れ、屋根下に集める建築的な納まりや、 工事途中に欠かせない煙検査 (暖気をためる屋根や床下に隙間がないか煙を送って目で確かめる) など、工務店さんとのやり取りに神経を使いました。 それまでは、OM加盟店任せの部分もあったので、設計者の技量が問われる現場でした。 |
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